嘲笑

明日は魔の英語のテストです

英語って凄く苦手で勉強してもなかなか理解できないんですよ

数学は何となく「あ〜」っていうのがあるけど

英語は「この文法何で？」みたいな感じしかないんですよね〜

英語と情報なんですが、情報の方はまぁ大丈夫だろうと思います

でもしっかりやらないと宿敵永原（仮）に負けてしまいますので

永原とは・・・
凄く頭がいい。数学が特に得意で前回の中間では100点取った奴。それでも悠々と当たり前のような顔をしてるのが俺の気に大変障る。パソコンをいじると必ずDELLコンピュータのページを見ている。そんなにDELLがいいのか。前本屋で会った時もパソコンの雑誌を読んでいた。何なんだアイツは。

俺は情報だけは奴に負けたくない

他の教科では足元にも及ばないのは分かっているから

でも勝っている点が2つほどある

一つはタイピングの早さ

もう一つは漢字だ

タイピングの早さには特別自信があるわけじゃないが漢字では絶対に負けるはずがないと思っている

負けない自身がある

今回も漢字は絶対に負けない

今日、国語があったんだが、漢字は完璧だった

100点満点中漢字が20点分あるんだが、今回も俺は20点取れるだろう

だから負ける気がしないのだ

俺は兎に角、情報で永原に勝てたら優越感の塊になるだろう

永原は俺の後ろの席なんだが後ろをチラッと振り返って「フッ」と笑ってやる

真っ向に勝負したら勝てるはずが無い

しかし些細なところで勝てると非常に優越感を感じられるから自分ひとりでソイツと戦うのだ

俺は勝ってやる

そして「フッ」と笑ってやる